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前記事では、帰省の事を少しおちゃらけて書いてしまいましたが
今回の帰省の目的は、本当は楽しいものではなかったのです。

私は一人っ子で育った為、鹿児島には年老いた両親しかいないのですが
現在、両親は共に病院に入院中

先日母からの電話で、父の容態があまり良くない事を聞き
どうしても父の意識があるうちに伝えたい事があって帰省しました。

父は私の本当の父ではありません。
私が小学校に上がる頃から一緒に暮らし始めました。
その父にどうしても伝えなければいけない。
今までどうしても言えなかった一言を…

鹿児島に着いた翌日、母の病院に行き
母と共に父の病院に。

病室は6人部屋でしたが、そこの病室の患者さんは皆さん点滴で命を長らえている方ばかりで、最初に病室に入った時は、誰が自分の父なのか見分けがつかない。
かろうじてベッドに付いている名前のプレートでやっとわかったほど
それほど父は変わり果てていました。

普段はおとなしいのに、酒乱の為に酒を飲んでは暴れ、母や私、そしてご近所まで迷惑をかけていた父が、見る影もない程に痩せこけ、まさに骨に皮が付いてる状態。

酒を飲んで暴れていたというと、私が父を嫌っていたのかと思うかもしれませんが
決して嫌いではなかったですよ。
むしろ、好きなお酒を飲むのにどうして楽しく飲めないのだろうと
酒乱癖のある父が可哀相だと思ってました。

それでも長く離れて暮らしてるせいか、父の命が短いと知ってもさほど悲しみとかは感じない。
私はなんて冷たい娘…

でもやはり目の前の変わり果てた父の姿を見たら
冷たい私がこんなに泣けるのか、と思うほど泣けました。

今は目もほとんど見えず、僅かに耳が聞こえてる状態で
私や母の問いかけに、かすかに頷く程度。

  
そんな父へ

血の繋がらない私を育ててくれてありがとう。
あなたのおかげで、私は今幸せです。
本当にありがとうございました。

 

病室を出る前に、やっと言葉に出来ました。
父にもきっと聞こえていたと思います。
父の口がかすかに動いて、眉間に少ししわを寄せていたように見えましたから。

本当はもっと元気な時に言えればよかったのに
それでも今回こんな形でも伝えられて良かった。

伝えないままだったら、きっとずっと後悔したかもしれないから…

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無題 
大急ぎで帰省したのはこういう訳だったのですね。
お父さんもその言葉を聞けて本当に嬉しかったでしょうね。
私も心がスッとした気がしました。
kazuyo URL 2005/12/30(Fri)13:02:02 EDIT
無題 
<kazuyoさん

結局また鹿児島にとんぼ返りになっちゃいました。
言葉は父に届いたと私は思いたいです。
もしかしたら、それは私の自己満足でしかないかもしれませんけどね。

来年もまたよろしくお願いします。
tamakuro URL 2005/12/31(Sat)02:23:17 EDIT
無題 
tamakuroさんの言葉
必ず伝わっていると思います。

昨日は私の友人のお母さんの通夜でした。
私たちは今 そういう時期にいるんですね。

私の父もパーキンソン病で 年々弱ってきています。大事にしてあげなくちゃいけないですね。
のら姉さん URL 2006/01/06(Fri)12:38:52 EDIT
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